2008年2月、秋田県内某娯楽施設のホールに保管されていたグランドピアノの移動を承らせていただきました。
施設の奥にあるホールからの搬出と、民家の腰窓からの搬入。以下に、その時のレポートを掲載いたします。
ホールに保管されていたグランドピアノ。搬出前の様子です。
【搬出の様子】
コンパネを敷き、青ベニで床養生します。
もちろん、入り口には柱あてで養生。
出入口の狭い部分は、ピアノのキャスターで自走させ、ホールが広かったので、それ以外の部分はピアノの足を台車に乗せて運搬 しました。
グランドピアノの本体を梱包し、ユニック車に積み込みます。
ユニック車とは…クレーンを装備したトラック。重量物の運搬い適しています。
【搬入の様子】
搬入現場は民家。しかも腰窓からの搬入なので、ユニックで吊りながら、屋内に引き入れます。
部屋の中には架台とコンパネでステージを作り、腰窓との落差を少なくしておきます。
中のステージに引き込んだら高さを落とし、最後に床に降ろします。
【作業完了】
床に敷いてある養生用のコンパネと毛布を片足ずつ外し、ピアノの車輪留めをつけて完了です。
※グランドピアノは編重心で、荷重が一点に集中するため、搬入先のお客様は事前に床を補強していらっしゃいました。 (弊社では床板までは補償できませんのでご了承ください…)